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株式投資

個別株投資 必ず押さえる6つの指標 その④

kiyosaly

今回は個別株投資で最低限押さえるべき6つの指標をテーマに書いているシリーズ記事の最後になります。これまでの記事では、個別銘柄を選ぶ際に最低限押さえてくべき指標として、PER・PBR・営業利益・純利益・自己資本比率・流動比率の6つについて書いてきました。本記事ではこれら6つの指標を含め、私がどのように個別銘柄を分析しているか、紹介していきたいと思います。

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きよさり流個別銘柄分析ノート

私は投資する銘柄を分析する際に、共通して作っているノートがあります。MicrosoftのOneNoteを使って、興味のある銘柄ごとにページを作り、以下の各項目に関して◎・〇・△・×の4段階で評価をつけていきます。更に各項目には、自分で調べたデータや、自分自身の考えなどを書くようにしています。

  • 業界
    その企業が属する業界についてです。業界全体の動向として、今後の需給が株価へポジティブに働くのかどうかを考えます。
  • 指標
    本シリーズ記事でここまでに紹介してきたものを含め、各種指標を確認します。基本的には PER / PBR / ROE / 配当利回り/ 営業利益率 / 純利益 / 自己資本比率 / 流動比率 は必ずチェックするようにしています。これらに加えて確認しておきたいところがあれば追加で確認しますが、深堀りしすぎると分析麻痺に陥るので、なるべくシンプルに済ませるよう心がけています。
  • 所感
    ここには自分自身が考えるその企業の強みや、実際にその会社のサービスや製品を使ってみて感じたこと、目標とする株価などについて書くようにしています。特に、その会社のサービスや製品を使ってみて感じたことは重要視していて、可能な限り自分で実際に試してみるようにしています。
  • 総評
    上記3つから、最終的に投資するのかどうか判断します。投資しないと決めた場合は、何が改善されれば投資を再検討すべきかを書きます。

このようなノートを銘柄ごとに作り、実際に投資するかどうかを判断しています。必要な情報は主に会社のIRページや、IR BANKやみん株などの投資関連Webサイトです。以下は実際に私がオープンワーク(株)に投資するかどうかを検討する際に作ったノートになります。このノートは2024年11月頭に作成し、買いと判断しました。購入後株価は上昇し、現時点で約+70%の含み益を出している成功例です。これは特にうまくいった例で、もちろんどの銘柄もここまでうまくいっているわけではありません。しかしこのやり方を始める前の、言ってしまえば ”なんとなく” で買っていたころと比べると、明らかにパフォーマンスは良くなっています。また、自分の思っていたように株価が上がらないときや、含み益が膨らんで売り時に迷うような時も、このノートを振り返ることで当初の投資の目的を思い出すことができ、判断の好材料となるので非常におすすめです。

まとめ

今回は個別株投資で必ず押さえるべき6つの指標というテーマで、シリーズ記事を書いてきました。その1-3は主に指標についての説明で初心者向けの内容でしたが、その4は私が実際に投資を検討する際にやっていることを紹介し、既に投資経験がある程度ある人にも参考になる内容になっているかと思います。もしかすると上級者の方には、こんなノートじゃ全然情報が足らん!と言われてしまうかもしれませんが、私個人としては情報を抱えすぎるとかえって判断を難しくしてしまうと考えているので、分析は極力シンプルに済ませるようにしています。私はこんな簡単なノートでも、作り始めてからパフォーマンスが明らかによくなりましたので、まだ自分の分析の仕方がわからないという方は、ぜひ参考にして頂けたら嬉しいです!

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ABOUT ME
きよさり
きよさり
会社員 / 駆け出しブロガー
経済的自由を目指す難病サラリーマンきよさりです!2032年までに資産1億円を目指しています。潰瘍性大腸炎という難病で、日々の活動や食生活に制限があります。いつ働けなくなるかわからない、そんな不安から経済的自由を目指すようになりました。仕事/お金/勉強などをテーマに書いていますので、ご参考になれば嬉しいです!
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