暗号資産

ついに底打ち?ビットコインは2025年どこまで上がる?

kiyosaly

しばらく停滞気味のビットコインでしたが、ついに底打ちの兆しが見えてきました。今回の底打ちをばっちり予測したある著名人が、ビットコインは2025年までに25万ドルに到達すると予測しています。本記事では今週の主な出来事を振り返りながら、ビットコインの今後の動向について書いていきたいと思います。

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今週の主な出来事

ポジティブニュース

3/19 Ripple社のCEOがSECとの裁判終結を宣言

  • Ripple社は暗号資産XRP(リップル)の発行企業
  • CEOのロバート・ガーリングハウス氏が自身のXにて、SECが同社に対する訴訟を正式に取り下げると発表した
  • これを受けてXRP(リップル)は約10%急騰、他の暗号資産も概ね上昇した
  • SECからの正式な発表は未だないが、ガーリングハウスCEOは3/20に開催されたデジタル資産サミットでも裁判の終結を宣言している

待ちに待った歴史的大勝利だね!
リップラーの皆さんおめでとうございます!

まろんくん
まろんくん

私自身もリップラーなので、このツイートを見たときは大歓喜でした。ちなみにこの勝利はリップラーだけの関心事ではありません。万が一SECが勝利してしまった場合、他の様々な暗号資産も証券とみなされてしまう可能性がありました。そのためXRPの勝利は、SECが暗号資産市場を今後健全に取り締まっていくことを象徴する、歴史的な出来事なのです。XRPに興味のある方は以下の記事で概要や今後の展望を書いていますので、是非読んでみてください。

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3/20 FOMC 政策金利据え置きも、QT(量的引き締め)は減速

  • 政策金利は据え置きで、年内の利下げ予想も2回と従来の予想を維持
  • FRBパウエル議長は利上げも利下げも急ぐ必要はないとの見解を示した
    • 関税など政策の先行き不透明感が極めて高い一方、実体経済を示す経済指標が底堅いため
  • 4月からQT(量的引き締め)のペースを緩めることを決定
    • これを受けてビットコインの価格は大きく反発

QT(量的引き締め)ってなに?
小難しい説明はやめてね・・・。

まろんくん
まろんくん

小難しい説明をすっ飛ばして要点だけ押さえます。QT(量的引き締め)とは、市場に流通させるお金の量を減らすことです。つまり、今回決定したQT(量的引き締め)の減速とは、市場に流通させるお金の量を徐々に増やしていくことを意味します。市場にお金がたくさん流通すると、投資家は手元の資金が増えるため、株や暗号資産などよりリスクの高い投資をするようになります。

実際ビットコインの価格と世界のお金の流通量には強い相関関係があります。以下のグラフ(出典:TradingView)はビットコインの価格(薄い青色の線)と、世界のお金の流通量(濃い青色の線)のグラフを重ねたものです。お金の流通量が増えるとビットコインの価格も上昇することがよくわかります。

過去のトレンドから、お金の流通量が増え始めると、3-4か月後にビットコインの価格も上がり始めることがわかっています。グラフ上では、お金の流通量の線グラフを3.5か月後にずらして表示しています。そのため、ビットコインが今後これを追いかけるとすれば、今が底値で5月頭頃から上昇し始め、6月末には10万ドルを超えると予想されます。

3/20 アーサー・ヘイズ氏「ビットコインは底を打った」

  • アーサー・ヘイズ氏は、暗号資産のレバレッジ取引に特化した海外の最大手取引所であるBitMexの元CEO
  • FRBによるQTの減速決定を受けて、ビットコインが底を打ったかもしれないと、自身のXで述べた
  • 彼はビットコインが史上最高値をつけた2024年末から、7万ドルまで下落すると繰り返し発言していた

超イケイケムードだった2024年末に今の状況を予想していたんだね。
その人が言うんだから、確かに説得力があるね!

まろんくん
まろんくん

加えて、彼は過去の投稿でビットコインが2025年末までに25万ドルに達する可能性があると述べています。盲信してはいけませんが、先ほどのグラフと合わせて考えても、今が底値であるとの予想には私も賛成です。ビットコインを少しずつ拾っていくには良いタイミングかなと、思っています。

3/22 ビットコインETF 5日連続の純流入

  • ビットコインETFは3/17に2/7以来のまとまった純流入を記録
  • その後3/21まで5日間連続の純流入

ここ最近ずっと真っ赤だったけど、ようやく緑色が見えてきたね!
純流入が続けば、ビットコインの価格は上がっていきそう!

まろんくん
まろんくん

過去にもETFからの資金流入がビットコインの価格を大きく押し上げる要素になっています。これからのETFのパフォーマンスには要注目です。

ネガティブニュース

3/20 イスラエル、ガザ地上戦再開

  • イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザの北部や南部の主要拠点で地上作戦を拡大
  • 約2カ月間停戦していたため、イスラエル軍の弾薬や装備も整い、攻撃再開後の死者は600人を超えている
  • ウクライナとロシアの終戦に向けた取り組みが進みつつあった中、地政学リスクが再び高まることが懸念
  • この報道を受けてビットコインは8万6千ドルから8万3千ドル台まで下落

今週は良いニュースが多かったけど、油断してはいけないね・・・。

まろんくん
まろんくん

地政学リスクでいうと、この他にもロシア/ウクライナ・中国/台湾・韓国/北朝鮮・アメリカ/イランなど、火種はごろごろ転がっています。暗号資産市場に限定すればいいニュースの多かった一週間ですが、地政学リスクや、アメリカの景気後退懸念など、マクロ環境は楽観視できません。たくさんの資金を一気に投入するのではなく、ある程度の現金を確保しながら、少しずつ買っていくことをお勧めします。

まとめ

以上、今週の主な出来事のまとめとビットコインの価格動向についてでした。当ブログでは暗号資産を中心に、ニュースの深堀や投資ノウハウについて書いています。興味のある方は是非他の記事も読んでみてください!

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きよさり
きよさり
会社員 / 駆け出しブロガー
経済的自由を目指す難病サラリーマンきよさりです!2032年までに資産1億円を目指しています。潰瘍性大腸炎という難病で、日々の活動や食生活に制限があります。いつ働けなくなるかわからない、そんな不安から経済的自由を目指すようになりました。暗号資産を中心に注目ニュースの深堀や、投資ノウハウについて書いています。
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