ビットコイン反発!このまま上昇相場突入か!?

本日のビットコイン価格は87,000ドル台へ反発しました。執筆最中にも価格が上昇ししていて、ブログを書くのが楽しくて仕方ありません(笑) ここしばらく低迷していた相場に底打ち・反発の兆しが見えてきましたが、ビットコインはこのまま上昇していけるのか?結論としては、底打ちはしたもののまだまだ楽観視はできない、という感じです。あらゆるデータからビットコインの今後の動向を占っていきたいと思いますので、最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
データで見るビットコイン相場
ビットコインETF:5日間連続の純流入を記録
ビットコインETFは3/17に2/7以来のまとまった純流入を記録。その後3/21まで5日間連続の純流入となっています。ここしばらく真っ赤だったビットコインETFもようやく底打ち感が見えてきたという感じでしょうか。過去にもETFからの大量の資金流入がビットコイン価格を大きく押し上げたため、今後この傾向が続くかどうかは注目ポイントの一つになります。

恐怖と強欲指数:暗号資産市場は極度の恐怖ゾーンから脱却
続いてはマーケットのセンチメントを図る指標です。現在の恐怖と強欲指数は31で、依然として「恐怖」水準にあります。しかしグラフは上向いてきており、投資家の心理は改善され、徐々にマーケットに戻りつつあることがわかります。トランプ関税に端をする米国の先行き不安を背景に、恐怖と強欲指数は3月頭に最低で15まで下落しました。恐怖と強欲指数は20を下回ると「極度の恐怖」、つまり投資家のセンチメントが極めて悪い状態であることを示します。「極度の恐怖」から「恐怖」へ、少しずつではありますが、状況が良い方向に向かっているようです。

やったー!ついに底打ちだね!
このまま最高値まで突き抜けちゃえー!

ビットコイン清算ヒートマップ:更なる上昇への燃料は少ない
まろんくんは調子に乗っていますが、まだまだ楽観視はできません。今後この勢いがさらに続くかどうかは清算ヒートマップから手がかりを得ることができます。以下のヒートマップは、色が明るいところほど、デリバティブ取引の強制ロスカットが密集していることを示します。ビットコインの価格がガンガン上がっていく時は、この強制ロスカットを燃料としていることが多いです。残念ながら現時点では、上に大規模なロスカット(色の明るい線)がないので、ここから更に急上昇していく可能性は低いかなと、私は考えています。逆に86,000ドルや84,000ドル付近に黄色い線が見えるので、この辺りを抜けたら大規模なロスカットが発生し、あっという間に8万ドル前半まで戻ってしまう可能性があります。そのため少し反発しているからと言って、まだまだ予断を許さない状況が続きます。

200日移動平均線:明確に抜けることができるか?
以下のグラフはビットコインの日足のチャートです。黄色いラインが200日移動平均線で、ちょうど重なっていることがわかります。200日移動平均線は多くのトレーダーが目安とするラインなので、このラインを明確に抜けることができるかどうかに注目です。抜けることができれば、そこが新たな抵抗ラインとなり、更なる上昇に向けた土台を作ることができます。

むむむ・・・まだ喜ぶには早かったか・・・。
でも少しずつ、状況は良い方向に向かっていることは間違いないね!

まとめ
今日は数々のデータからビットコインの相場分析を行ないました。冒頭にも述べた通り、ビットコインは底打ちしている可能性が高いものの、まだまだ楽観視はできません。戦略的ビットコイン準備金やSECの方針転換など、暗号資産市場には追い風がびゅんびゅん吹いているものの、米国の景気後退やインフレ再燃懸念など、マクロ環境にはまだまだ改善の兆しがありません。予断を許さない状況が続きますが、確実に投資家のセンチメントは良くなっていますので、忍耐強く待ちましょう。当ブログでは暗号資産に関する情報をタイムリーに発信しておりますので、是非投資判断にお役立てください。
